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偽物の乳房 予防的乳房切除手術

Kylieは自分にしつこく付きまとっている癌に対してあらゆる予防を行った。 しかしそれは十分だったのだろうか?

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Kylie(以後カイリー)45歳

 

私は平坦になった自分の胸をみてほほ笑んだ。

40歳以降の女性が悩むであろう、胸のたるみの心配はない。

私のかつての重いDカップの胸は2つの乳房切除手術とそれぞれの再建手術でCカップになった。

……

 

私が27歳の時、右の乳房に癌が見つかった。

6週間の放射線治療の後、乳房切除手術を行いました。

これで一安心という訳にならなかった理由に、同時に行った遺伝子検査の結果が今回の乳がんの影響を受けていた事が明らかだったからです。

私はもう一方の左胸の切除手術を選びました。

 

専門医からは、大幅に癌になる可能性を減らせる。 という説明を受けていましたし、

癌で母と祖母を失っていた事もあり、同意するのは非常に簡単な事でした。

 

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多くの女性にとって、問題の無い乳房を取ってしまう事を選ぶことは理解できない事でしょう。

しかし私は死刑宣告の様な告知を回避するために出来る事はすべてやらなければならなかったのです。

母が無くなったのが56歳の時でした。

私は手術をうけ、生理食塩水による再建手術を受けました。

 

話はそれますが、手術の後私には別の戦いがありました。

私はオーストラリア空軍に所属しており、7キロのライフルが扱える事、有事の際には戦地へ配属出来る事を証明しなければなりませんでした。

右わきの下から摘出したリンパ節等の影響から困難を極めましたが

あなたは強い!配属も可能だしライフルも十分な使えるようになった!

といわれるまで回復し、この事をとても誇りに思っています。

その後夫グレッグと出会い、二人の娘に恵まれました。

 

2006年 私は子宮摘出手術を受けました。

 

これは、私が持っていた遺伝子が子宮がんになる可能性を持っていたからです。

これは難しい決断でしたが、家族の強い支えもあり実現しました。

3年前、小さな豆粒大のしこりが右胸に見つかった。

 

私はとても恐ろしくなりました。私の胸は既に切除されています。

私の医師は念のためにこれの摘出手術を勧めました。 私が安心できるようにとの配慮からすすめられたものでした。

手術から2日後、生検の結果これが癌だった事が判明しました。

 

出来るだけ早く治療を行う必要がある事も告げられました。

 

私は予防的な乳房切除手術を行っても癌になる可能性はある事を知っていました。しかしそれは最悪の悪夢のようなものでとてもそんな事にはならないだろうと思っていました。

 

私は娘たちにありのまま伝えました。

彼女たちは受け入れたようにみえましたが、化学療法が進んでいくとどう感じるだろうか?と不安になる事もありました。

髪が抜け落ちた時に怯えてしまうのではないか?と。 わたしはユーモアも交え説明しようと試みました。

 

その夜、娘たちと一緒にwiiというゲームをしました。

自身の似顔絵のキャラクターを作り、それを使い色々とゲームが出来ます。

私は私のキャラクターの髪の毛をスキンヘットに取り替えました。

娘は、ハゲだね笑! と叫びました。

 

私は、笑いながら

 

薬の影響でもうすぐこんな感じになっちゃうよ笑 と

 

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彼女たちは一瞬戸惑いましたが、受け入れてくれたようでそのままwiiスポーツというゲームを楽しみました。

私は病気を理解し気丈に振舞う娘たちを誇りに思いました。

幸い治療の経過が良く、3年後再び完治と言っていいレベルまで進みました。

 

 

私の左胸は生理食塩水のインプラントをそのまま維持。

右胸は残念ながら皮膚が硬く余裕が無い為インプラントの挿入が難しいと説明を受け、胸の外側に装着するタイプのものを選択される事をすすめられました。

 

 

私に起こった事は辛いものではありません。闘病中に経験したものすべてに誇りを持っています。

28年間の軍隊での生活も楽しい物でしたし、乳がんの後でも9.11以降におこったテロ関連での中東配属において十分可能であるという判断もされました。

私は毎日戦い続けていきます!

 

 

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日本ではまだ3例程度の予防的な乳房摘出手術ですが、記事によると90%程度発生を抑える効果が期待できるそうです。

ただし、乳房の切除手術であって、乳房の周り(胸壁や脇の下など)で発生してしまう可能性は残ってしまうそうです。

 

この方は、両親の癌と無くなった年齢、自身の癌遺伝子等から考え積極的に予防策をとってきたにもかかわらず、再発。

幸い完治し投稿されました。

定期的に検査も行っていたのだろうし、どうせ再発したのだから乳房をとらなくても良かったのでは?と思われる事への反論なのだと思います。

そして、この様な例もあるため、予防除去手術をされる方の一つの検討材料となればという部分もあったのだと思います。

なににせよ、日本ではまだ保険適応外、で癌保険や生命保険なのでもカバーできないのが現状です(最新の保険で取り扱っているものがあれば申し訳ありません)

専門医や病院、これに関する保険や加入条件などお詳しい方がいらっしゃいましたら是非ともコメントをお願いいたします。

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